カルト!
宗教について。
マクロに。
911爆心地のすぐ隣りにイスラム教のモスクを建設するしないを巡って騒動してるみたい。アメリカは移民国家だからキリスト教と無宗派とほかを足したのと同じくらいイスラム教徒がいるらしい。
政治視点でみると現政権のオバマ民主党は低所得者層の支持が強く、どちらかというとイスラム教徒が多そう。共和党の支持母体は大企業やキリスト教右派で、妊娠中絶とか同性愛に反対する保守。こっちは白人支持が多いからキリスト教が多数派なのかな。
オバマ氏これはまとめるの大変だろうな。
日本の○○学会とか○○連とかと同じで結局、世の中を動かしている中枢には常に(間接的に)宗教の存在があって、古今東西変わらないのよね。世界をみると日本はまだ政教分離できててマシなほうじゃないの?ってすら思うほど酷かったりする。
【世界の無神論者の占める割合の大きな国のトップ10】 ※2004年ごろのデータ
- 1. スウェーデン(人口の85%が神を信じない)
- 2. ベトナム
- 3. デンマーク
- 4. ノルウェイ
- 5. 日本(人口の64%から65%が神などどうでもいい)
- 6. チェコ共和国
- 7. フィンランド
- 8. フランス
- 9. 韓国
- 10. エストニア(人口の49%が無神論者)
だそうで、へぇ〜。
僕は無神論ちゃん。科学が宗教だ!宇宙こそ真理!俺がガンダムだ!という問題はさておき、世界では多くの人間が何かしらを信仰するのが一般的なので、そうした人からすると無神論ちゃんは信仰心がないとかで嫌われるそうです。こわい。
神の存在を信じるか信じないか?だけで分ければ、何十年後かにはインターネットの普及も手伝って無神論ちゃんはマジョリティになり得ると思うのだけど、○○教の〇〇教徒というのは科学が進歩してもたぶんなくならない気がする。
ヒトの脆弱性というか「神様なんていないのは知ってる、けれど精神的なよりどころは欲しい。」という考える知能がある人間だからこその精神的弱さ、みたいな部分は化学では賄えきれないのかもしれない。
ミクロに。
「二次元(虹)」を心のよりどころとして信仰している人を虹神論ちゃんとした場合、虹への信仰心が極めて希薄な無神論ちゃん達は、心血を注いで信仰している虹神論ちゃんのことをキモイとかこわいとか卑下することが多い。
こわい(キモイ)という感情は、理解不能で安定しない感情が表面化したものともとれる。ある他人が信仰しているものに対する信仰心が自分と乖離しすぎている場合に不安を覚えるのは仕方がないと思う。
これは無知ゆえにおきることであって、僕がイスラム教に対して漠然としたアレなイメージしかもってないのも似たようなものだと思ってる。
ああ、まとまらない。自己防衛とかオタク擁護とかのつもりじゃないのだけど。
虹の件はあくまで例で、一般論としてヒトがこうした宗教的な何がしかのよりどころを求めるシステムは受け入れているつもり。
実際、周囲をみると知人の多くは「家族」を信仰しているように感じる。少し前までは「労働」が多かったような。景気によって多数派が行き来する日本における二台信仰勢力的な。僕がみてる日本はこればかりなイメージ。
結局、神の存在がないと手近で目に見える確かなものしか信仰できないっていうのは、天皇教を解体した戦後の日本がある種証明したような気もする。
でも「家族」と「労働」って…なんか希望なくね?
現実的すぎるだろと。
古代の人間が考えた「人間の上に神様が存在するシステム」って実は希望に溢れていてとても優れているんじゃないかってふと思う時がある。現代に到るまでに悪用されちゃったんだろうなあ。要は使いかた次第。
「家族信仰」と「労働信仰」は気が向いたら。
オカ学の最終回、カオスすぎておもしろかったです。
しょこたんのOPもけっこう好きです。
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