私の歌を聴け〜！ - グラシアス！つまりありがとう！

アニメ本編の再放送まだ一話しか観てないのに劇場版を先に観ちゃったわけですけど、感想などを少々。

僕は菅野ようこ a.k.a. Gabriela Robin が好きです。彼女の音楽センスは天才的だと思います。なのでマクロスＦ本編いっさい観てないのに、星間飛行、ライオンだけはヘビロテで聴いてたり。あとランカちゃんもかわいいから初見から好きだった。

ってな感じでライブシーン盛りだくさん、戦闘シーン（特に終盤）もカッコよくて、ああ劇場でみたらすごいんだろうなあ、イイなあ、って。クウォリティー高いし、どのサイト、ブログみても概ね高評価だったのに納得しました。一つの作品としての評価はとてもいいと思う。

でもね…これがマクロス？タイトルがマクロスである必要性あるの？って思っちゃったんだ。

なんというか「近未来恋愛モノの舞台としてマクロスシリーズを利用しました！」っていうと言い過ぎなのかも知れないけれど、そういう違和感を感じた。

本来サブストーリーでひっそり愉しむべき話を本筋にしちゃったというか、始めから二次創作というか、視聴率とるためにエロ！的な。裏技感を感じてしまった。マクロスというタイトルに勝手に過剰期待しすぎただけなのかも知れないけれど。

三角関係だったり人間模様をヒロイン主体で観るのも新鮮だし、歌で戦う設定とか好きなんだけど、なんかそれだけで奥深さはあまりない。【マクロス】シリーズとしての共通認識、世界観がやや希薄なんだと思う、多分。

※マクロスのことそれほど深く知らずに書いててごめんなさい。（自己防衛）

富野由悠季さん（ガンダム監督）がどういう評価をしたのか、気になったりとか。まあこの監督の場合、ガンダム以外は（エヴァみたいに）ボロクソ言うのだろうけど…観てないかな？

これ、マクロスじゃなくてまったくのオリジナルでもよかったのでは？っていうのが率直なところ。アンチじゃないしランカちゃんがかわいいので後編もたぶん観ますけど。