Facebook!
「ソーシャル・ネットワーク」http://www.socialnetwork-movie.jp/
映画おもしろそう。セブンが好きだったし、デビッド・フィンチャー監督の臨場感ある映像がかっこよくて好きっていう理由から。でもまだみてない。
映画と関係ないけれど Facebook がキャズムを超えるか的な記事をよくみる。日本人には実名 SNS は向いてないとか、先行の mixi で事が足りてるからとか、なんとかかんとか。
そういうのみたのもあって僕は Facebook も mixi もやってないけど、twitter と blog はやってる。これって理由はなんなのだろう?とか自分に当てはめて考えてみた。
答えは簡単で、ネット上のコミュニケーションが億劫だから、ってなった。
コミュニケーションって会社とか家族程度のリアルがあれば、お腹いっぱいなのですよね。できればひとりでいたい派の僕は「会話する=気をつかう」ってなるくらいのヘタレなのでコミュニケーションはつかれるから必要最低限で良いのです。
インターネット上くらいはワガママ好き勝手したいというか、自由でいたい。だからリアルの自分と違う自分でいても大丈夫なところが欲しい訳です。
ネット上で実名公開なんて名前を売りたい人、ビジネスしたい人、以外にとっては、なんのメリットもないし、リアル知り合いや友人とわざわざネット上でコミュする必要性もあまり感じない。
一方で、自分と同じような価値観を持ってる人っているのかな?自分とまったくちがう価値観の人にもちょっと興味あるな、リアル生活だけでは知り合えない人ともちょっと関わってみたいな、っていうゆるい好奇心だけはあって、でそれが動機となって、twitter とか blog でモニョモニョ発信してるという。
こういう人間にはペルソナが必要だと思うのです。アニメアイコンとか。
趣味を内包して一見してプロフィール代わりにもなるアニメアイコンは、顔写真よりもとても効率的でそれでいて防御にもなる一石二鳥のペルソナだと思います。自らの趣向とクラスタへ効果的に伝達するイメージとしてのアイコン文化は、いずれ顔写真と両翼をなす「ジャパニーズニンジャスタイル」としてアジアを中心にひとつのスタンダードになると思っています。(大げさ
twitter はこういう内向的な人間とオレオレ的な積極人間の両極に受け入れられている気がします。普通の人は mixi やってますよね、内輪でたのしむなら一番よいと思う。僕はつかれたのですぐやめちゃいましたけど。
それ以外の blog ってべつに何でも良いのですよね、僕の場合はたまたま「はてな」だったっていう。特に深い理由はありません。
だからこういう人間からすると Facebook も blog のその他大勢と同じというか、mixi と比べて好きな方使えばいいじゃんっていう、それくらいの認識です。
あとは、日本の伝統芸である「出る杭は打たれる」っていうことわざがなくなって、足の引っ張り合いも減って、国民全体に「陰口いくない!」っていう教育が浸透すれば、ペルソナの必要も徐々に無くなってきて欧米みたいに Facebook が流行るのかも知れません。
でもこういうのは教育だけではなくって民族意識とか宗教とかに基づいた観念によるところが大きいと思うので難しいとも思います。
英語つかえるなら Facebook 一択なんだろうな。英語つかえないけど。
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