ワルプルギスの夜!
ついにきたっ!
2011年4月22日TBS系列にてまどか10話11話12話連続放送!まってたよ…
いやあ、たのしかった…(小学生なみの感想
残念ながらワルプルギス師匠には通用しませんでしたが、10話の最後のシーンから暁美コブラと化したほむほむの軍事力には眼を見張るものがありましたね。
魔法少女ものでかつてここまで火力に頼る作品があったでしょうか…脱帽です。
それから終わりかたですけど、僕的には大満足です。採点するとすれば90点くらい。
①まどかの願いで5人復活勢揃いワルプル撃破、日常に戻るEND
②やっぱりダメだったよ…それでもほむほむは諦めないループEND
③某)人類補完計画よろしくエントロピーが因果律を凌駕してもうなにがなんだかわからないよEND
④まどかが犠牲になるも世界の平和は保たれたEND
⑤魔法少女と魔女全員共倒れ、それでも地球は廻っている刹那END
だいたいこの5パターンくらいしか想像してなかった(これ以上できない)のですけど、正解は③④に近かった感じでしょうか。
もし①〜⑤のパターンだった場合の反響を予想してみた。
もし①だった場合、放送直後は盛り上がるも冷静になったころ、これただのプリキュア…となり、10話まで積み上げてきたプロセスはなんだったの…みたいな微妙な雰囲気に。
もし②だった場合、でたー!結局解決してないwwwみたいなお笑いに。
もし③だった場合、ヱヴァパクリ乙、見損なったわー、よくわかんね、みたいな評価に。
もし④だった場合、王道だしまあいいんじゃね的な意見が大半ながらも、一部ではハリウッド映画意識してんのかよwww的なツッコミが。
もし⑤だった場合、うはwww夢も希望もないwww虚淵やっぱりやらかしたwwwみたいな反応。
偏見ありありですが、こう考えると一番上手なところに落ち着いたなあと思います。誰かも綺麗にまとめすぎて(うますぎて)特に申し述べることがないみたいな tweet してましたが僕も同感でした。
特に前評判が高い、期間があいてる、虚淵イメージ、などなどの期待値が尋常でなく上がっている中でのこの着地はすごいと思います。バランス感覚といいますか、とにかく上手だなと。
100点でなく、90点にした理由は個人的にですけれど特に目新しいような点、意外性がなかったこと。しかしこれは虚淵先生なら最後になにかひとつくらいやらかすだろうという色メガネがあったからなのですけど。
※さやかの不遇についてはそれほどの意外性は感じず、むしろ出す必要のあまり無い上条&緑をだしてまでフォローする気の使いようもあって赤・黄よりは優遇されていたのではないかなと。
まどかマギカは当初から一貫してシステム、理論を構築していましたよね。それを破綻させずに最後のオチをシステム改変に持ってくる構成は僕みたいな理屈っぽい人にはとても好感が持てました。
安易なパワーインフレや勢いがシステムを凌駕するゴリ推しの作品が多い中で、カッチリとしたシステム構築のうえでのストーリー展開は最後まで謎解きしているみたいでワクワクできました。
冷静にみることができつつも、終わった後はきちんと余韻に浸れる、希少な作品だったと思います。
あとは何より演出が素晴らしい。とくに10話の対コロンビア戦の各キャラの動き、セーラー服の魔女との戦いあたりは一度見たら忘れない、あとマミさんの最初のバトルとか、もう目に焼きつく神演出満載でした。
癖のあるシャフト演出もすべて良い方に働いた感じ。
まどかマギカは10年に1つくらいの作品になりそうですよね。リアルタイムで視聴できてよかったです。
QBキーホルダーが気になってます…
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