可能性!

日本時間 2010年12月3日早朝

NASAから公式発表された6大元素に頼らず生命活動できる生物(微生物)の存在。宇宙人発見!とかと比べるとたいしたことないけど、それに繋がるすごいこと。


全世界的に経済は現実路線だから、夢見がちで短期的に直接の利益に結びつかない宇宙開発関連の予算は縮小される傾向にある。そんな中だから、今までの地球外生命体への調査も「地球上の全ての生物を組成するもの」と同じような概念でしか調査できていなかった。

与えられている予算、時間が限られる中、「あらゆる可能性」まで考慮して地球外生命体を探索していたらキリがないし、そもそも予算がもらえない。必然、既に実績ある物質構成から探索した方が効率も良く、説得力もあるのでとりあえず「地球型」に絞って探すことになる。

その「地球型」に、今後はヒ素も「実績ある物質」に加わる、と。

現実のリソースは、想像力のように「無限」じゃなくて常に予算が付きまとう。NASAだってあらゆる物質と生命形態を対象に探索したいわけで、今回の発見によってその探索、研究範囲が拡大したから「もっと予算が必要」とも言えるわけですね。



ともあれ、微生物っていうのはなんとなくわかってはいたけども、視覚的に驚きたい!っていうのもあったし拍子抜けしたっていう大多数の意見は僕もだいたい同じでした。

あと、ヒ素っていうと和歌山ヒ素カレー事件とかあったっけ…人を殺せる猛毒のヒ素で生きる生物ってなんだか不思議です。

キバヤシでお馴染み、MMRまた読みたまってきた。

「な、なんだってー!?」