魔法少女!
まどマギ7話をみました。
魔法少女の設定は6話で幾らか明らかになってきましたね。後はほむほむとまどかの関係、ワルプルギスの夜(死者の徘徊を意味する宴)、まどかの願い、QBなんなの、といった大筋の話を残すのみとなりました。
次の8話で青&赤のターンは一区切りして、9話からクライマックスとなる桃&黒&白のターンと、それらしいことを脚本の虚淵氏も言っているみたいです。なので9話以降で一気に核心に触れるのでそれまでは特に申し述べることはないです。
…と思ってたのですけど、なんだかこうモヤモヤしたものがあって、続きが気になってしかたがないのです(;´Д`)
考えてるだけで楽しいので以前のエントリで書いた推測のダメだしと整理・改変でもしようかなと。
2011/01/26 時点での推測と今後の展開予想。
1.ほむらはこの先の展開を知っている→まどかに頼まれてまどかが自発的に魔法少女になるのを拒むよう促している。QBを殺しておきたいのは自らの意思。
2.マミ先輩は生き返る→但し、今の世界ではなく真実の世界だけ。真実の世界と今の世界はリンクしている。
3.青は上条のケガを治すために魔法少女になって上条を守るために死ぬ。
4.QBは悪くない→善悪では括れない中立の存在。
5.今の世界はまどっちの願望が創りだした世界。真実の世界は魔女が支配する荒廃した世界。今の世界とは真実の世界に耐えられない魔法少女まどっちが創りだした架空の理想世界で一定期間をループする。
以下、修正と追加とダメだし
1.ほむほむに近い未来までの記憶があるのは間違いなさそうだけど、まどかに頼まれてっていうのはないかな、と。あとはOPにでてくる黒猫ですよね。これはもうほむほむとしか考えられない。
2.マミ先輩は生き返らない。死者の再生は叶わないとQBに明言されてしまったし、虚淵氏がストーリー上必要な死とか言っちゃってもうどうしようもない。終わコン。
3.願いを使って上条の病気を治すっていうのは珍しくテンプレ展開でした。あとこれはまだ微妙なラインだけど、青が死ぬのはちょっと怪しくなってきました。殺さないで上条みたいな寝たきりになるんじゃないかなーって。上条と入れ替わる皮肉な結果とか。
4.うーんこれも難しい。使い魔の可能性もでてきたし…保留。
5.ややこしいのでヤメ。ループとかパラレルとかのSF要素ではなく、たぶんもっとシンプルだと思う。7話までの流れをみた感じから。
ほとんど外れてた…さすが虚淵さんや…。
wikiとかみても、鏡の国のアリス+ファウストっていうのはもう明確ですけど、ファウストの残酷な要素をメインに可愛らしいアリスの世界をモチーフとした虚淵オリジナルだからもうね。
さやか(堕落)ほむほむ(ホムンクルス)とか、魂を「満足」させられたら死後に魂を悪魔に引き渡す契約とか、穢れシステム(笑)とか、可愛らしいはずのモチーフを容赦ないほどにズタズタにするあたりのえげつなさ、ほんとたまりません。
参考: http://www22.atwiki.jp/madoka-magica/pages/55.html#id_8ba23e07
そんな中、僕の今の最大の関心はほむほむです。ほむほむっ!ほむほむっ!
1.のほむほむ黒猫説っていうのは今のところ作中に明確な根拠はなくて、アリスモチーフに準拠したもの。でももしそうだとしたら、ここがまどマギの核心部分ですよね。最終的にほむほむがまどかにこだわる動機がわかれば、このもやもやした感じがすっきりしそうな気がしています。
あと、OPとEDの歌詞がすごくうまい。最初は気にしてなかったのに物語が進むにつれて「あれっ?」って気になってくる。OPはまどかの世界感、EDはQBからみた世界感じゃないの、とか深よみしたくなる感じ、曲調とかも含めてトータルで完成度が高い。BD売れるんだろうなあ。
本質的には、まどかとほむほむとQBのトライアングルが話の軸だと思う。黄・青・赤はそこに巻き込まれた犠牲に過ぎない、とかだったらほんとグロい。魔法少女が実際に存在したら多分これくらいのリスクや現実的な問題が起きるだろうっていう、陰惨で普通アニメにしない部分にスポットライトをあてた魔法少女アニメだからこれだけ惹きつけられるのだろうね。
鏡の国を夢のなかに例えて、まどかがみている夢の世界と現実の話なのだと思うけれど、あとはもう結末を下手な夢オチにならなければいいなって願うだけです。「もうわけがわからないよ…」を最後までやらかしてほしいな。
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