放置国家!

法治国家のこと。



議論するうえでよくでてくる「日本は法治国家なんだから云々…」って台詞が嫌い。そんなの知ってる。


法律だけじゃなくて一般的にルールといわれるもの全般的に言えることだけれど、結局、現状の体制を変えることに対して腰が引けているというか、過剰反応を示す人がこの台詞を吐くことが多い。おそらく「ワシはこのルールに納得して従ってるし、いまのところ安泰なのだからあんまり騒ぐなボケェ」という内面からでてくるATフィールドみたいなものだと思う。



このATフィールドちょっと強すぎませんかね…碇シンジくんの最終段階までいかないとぶち破れそうもないです。



あと、村八分システム。これほんとこわい。実際の住居では核家族化が進んでるのであまりないけれど、そこそこの組織の会社ならよくおきる現象だと思う。ここでは理屈は通用しなくて上位の恣意的な意見が一見多数決の民意という公平性を装って支配する。法治国家じゃなくて村八分国家じゃないのって思うくらい絶大な威力。



このATフィールドと村八分システムのせいで放置国家化が進んだのではないかな。だからこうした現状で法治国家とか言われると違和感があるように感じてしまう。


現状の制度がベストってなってしまったら思考停止だと思うのだけど、改革のコストを考えるとなかなか身動き取れないのもわかる。でも、そろそろやらないとまずいような気がしてる。最近いろいろと思います。