非リアルアニメーション!

原作者やスタッフに一般的な社会人経験が無いから
現実世界を舞台にした場合、大学生以上の人間は描けない


ソースは忘れたけどこういう記事をみて「え〜っ!?」という気持ちもありつつ妙に納得した。


学校を舞台にした学生の物語は多いけど、企業を舞台にした社会人の物語はたしかに少ない気がする。漫画市場全体の割合的にみて。

漫画家って学生時代から没頭してそのままデビューするイメージだから社会人経験はアルバイトまでというケースが多いのかもしれない。必要な場合は身近なサンプルや取材で補うのだろうけど、やっぱり実体験したほうが厚みがでそうよね。これは無いものねだりになるのか構造的欠陥なのか。

少年誌に登場するサラリーマンがどれもテンプレなのはわかりやすさと経験の無さどっちにも取れる。というかそもそも社会人が主人公の漫画の需要自体が少なそう。僕はみたいのに。



青年誌の社会人の物語はリアルなのもあるけどあれを少年誌の絵とノリでやれないものかしら…
島耕作シリーズ や サラリーマン金太郎 よりももう少しライトな感じ。

僕が求めるイメージは横光三国志が近いかも知れない。とある中小企業の誕生から上場、衰退までをあのライトなノリで…って内容をかるく想像したけどあまりおもしろそうじゃなかった…あれ?



社会人とはちと離れるけど TIGER&BUNNY とか、ああいうオッサン(失礼)が主人公の渋いお話ってもっとでてきてもいいと思う。CITY HUNTER とか ルパン三世 だってそうだし、海賊王を目指すオッサン(失礼)でもいいじゃない。

ジャンプを卒業した世代に向けたジャンプをひきずった物語とか、案外アリだと思うんだけどな。




ゴルゴ13はちょっと渋すぎます…。


横山光輝三国志大百科 永久保存版

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