にはなる!

某有名マンガの「◯◯王に俺はなる!」のはがない的なアレ。以下、あまり関係ないお話です。



会社の給与査定面談とか最近多いみたいだけど、そのときに3年後、10年後の自分はそれぞれ社内でどうなっていたいか?どうなっているか?をヒアリングされるのだそう。

中長期的展望や視野を養いたい会社の思惑とは裏腹に、新卒の1年生社員たちと話すと「まあ10年後とか考えるだけ無駄だし3年後いるのかすら怪しいですけどね グヘヘ」というドライな話。そらそう。

毎月毎月のお給料をたのしみにアルバイトの延長線上で働くひとや会社にまだまだ愛着のない社員にとってはまったくもってどうでも良い話なんだろうね。僕も基本そうですけど。




社員全員が経営者的視点をもつべき!みたいのは会社というかトップの経営者にとってはいろいろと都合が良いですけど、労働者に直接的なメリットはあまり無いことが多くてその搾取構造は宗教とにてる。

経営者は何を言っても何をやっても経営者であって、労働者も同じく労働者なのです。雇う側と雇われる側は根本的に違う。そのぶん報酬と責任はそれぞれ比例すべき、と僕は考えています。


社畜にも経営者的視点を、っていう思考の全員一致は組織としての生産性向上につながる部分も多く効果があるのはわかるのですけど、実社会のそれは経営者にとって都合のいい部分だけ抽出されているというか、単純にサービスで働け的な、社畜度をさらに向上させるための大義名分みたいな感じがしてしまって嫌いです。

精神論ではなくて時間縛りのなかでの技術追求というか、体系を理論的に追求するほうが双方にとってわかりやすいしクリアなのになーとか。



あとは強制や教育に頼らずとも自然と社員が会社に愛着だったり所属してる誇りをもてるようにすればいいのになって。むしろそれが経営者にとって中長期で利益向上できる一番重要な業務なんじゃないの…とか思ってたりします。社員やアルバイトがコロコロ変わる会社の研修費ほど無駄なコストはないと思うのです。