T/P/P!

T/P/Pについて(無意味な検索避け


wsj(米保守派)ではアメリカのフォード自動車など反対派のデモが発生していることや、日本の一次産業:農業は厳しいかもしれないがそれ以上に輸出における恩恵が大きく最大の勝者は日本になるのではないか?みたいな記事がどうのこうのと聞きました。

反対派は日本を参加させるための謀略だとか罠だとか、情報は交錯してます。



TPPってどうなのでしょう?個人的には正直蓋を開けてみないとと言うか、よーいドン!ではじめてみないとなんともよくわからない気がします。




大方の意見は

賛成派→メリット・デメリット両方あるがメリットが勝る
反対派→デメリットしかない

という感じ。まあ、この比較方法だとデメリットは確実だから保守的な人間であれば反対するに決まってるので反対させたいための比較方法なので意に介さない。





焦点は自主関税権の大幅な撤廃と参加国の商習慣の統一であって、それをおこなうことでのメリットとデメリットをマクロとミクロそれぞれ分けて検証することだと思うのだけれど、報道はどれもミクロに焦点が当たりすぎていて大局的な視点や日本の国際的な立ち位置の重要性が欠如してるように感じる。

もちろん日本政府はなんやかんやいっても優秀というか手堅いから、アメリカの属国(自虐)としての国益を考えて参加は既定事項なのだけど、やがてくる選挙対策のために「加入するしか道はない、我々としても苦渋の選択」的な下手な演技をしているのだと勝手に思ってます。



条項が定まってもいない状態で常に最悪の想定から検証しても意味が無いというか、適当な推測は言わせておけ、という感じ。


決められたルールで戦って最終的に勝てば良いわけで、そもそもルールづくりが下手な日本としてはつくってもらったルールにのっかって、当初は不利なルールであってもそれを逆手にとって覆してやがて逆転すればいいだけの話。過去を見てもそういう歴史だしね。





関税撤廃によって犠牲を被るであろう方々には申し訳ないけれど、こういう不条理な転換期みたいのはいつの時代でもあって、歴史をみれば何度も繰り返されてきた訳で、むしろその他大勢にとっては価値観が変わる転換期こそ今までになかったようなチャンスも増える訳で、僕は後者に属する側なので冷静にみていきたいなーと。


むしろ日本の商習慣は一回すべて壊して再構築したほうが長期的にみてもいいんじゃないの?とか、そもそも可能性を感じない時代に育った世代からしたら、単なる早い者勝ちで既得権を掴んでいる層が煮え湯を飲まされるのは爽快なのかもしれません(暗黒微笑





それと、なんちゃらショックとかギリシャとか続いて資本主義が行き詰まっているのは確かで、これぐらい大きな転換をどんどんしていかないと資本主義自体存続が危ういよ、やばいよ、中国・ロシアに覇権とられちゃうよ、的なジャイアンの焦りを感じなくもないのです。資本主義の終末は案外、もう近いところまできてるのかもしれない。



いずれおとずれるであろう世界政府樹立(陰謀論)のためには、自主関税権っていう国を国たらしめる権利は邪魔だし、商習慣は共通していたほうが話が早いわけで、ある意味「廃藩置県」的に国の独自性や枠組みを少し弱めてフラットにしておこうぜ的な狙いを感じています。言いだしっぺはジャイアンだし。






守るものがない僕はどんな不利な条件でも、もういっそのこと「やっちゃいなよ」「壊しちゃえよ」派です。




絶対運命黙示録