金融資本主義の腹筋崩壊!

今年ももう12日生きた。

あいかわらずダラダラ生きています。



さて、ユーロちゃんが崩壊しそうですね。はやくしちゃいなよ!って思っている対岸の火事派の僕ですが、単にユーロがなくなるだけじゃないっぽいのがwktkしてる理由のひとつです。



資本主義というと広すぎるので金融資本主義で調べてみるとよくわかるのですが、ザックリいうと現在の世の中は金貸し、いわゆる資本家が牛耳っている訳です。資本を持つものと持たざるもので確定的に明らかな身分の違いができています。日本にいると麻痺して気づきにくいけれど。

アメリカなどはかろうじてアメリカンドリーム(死語になりつつあるけれど)という名の契機の平等、いわゆるチャンスは与えていたりしますが、その他の国ではほとんど生まれ持った資本力で一生が決まる、という士農工商エタヒニン的身分制度が確立してます。カーストみたいな。




で、通貨統合っていうのは資本家にとっていろいろと都合がいいのですな。マネーを動かす事で富を得る事に味を占め、またその手法に長けている卑しい人たちは物々交換的な原始的労働を蔑み、それらは奴隷の仕事、自分たちは特権階級であり違う、という選民思想に近い思考で動いています。なもんで「いまさら肉体労働やりたくなーい、楽して儲けたーい」というのが本音な訳です。いくら世のため、人のため、といい善行っぽいことをしてる人たちも資本をすべて投げ出さないかぎり、本音はそんなもんです。身近の社長とかみたらわかると思う。大抵ろくでもないし。



なんていうか歴史は繰り返してるっていうのが結論で、民主主義の仮面を被った金融資本主義による支配構造が白日の下にさらされてきていて、ネットの普及もあって知恵をつけた奴隷である僕みたいな庶民がクーデターを起こしつつある、っていうのがここ最近の流れだと思うのです。インターネッツ万歳。




ユダヤ支配とかはどうでもよくて、一回全世界規模の革命を起こして再スタートしないかなー、っていう淡い願望があります。




革命とは価値の逆転。




貯めても減価しない「マネー」を使用しているかぎり、「マネー」は手を変え品を変え権力になってしまう、もう同じことがおきるのはわかっているので「マネー」の力を弱めればいいんじゃね?っていう。

ただ持っていると腐ってしまう、植物や果実、動物、人間だってそういうものなのだから、「マネー」も同じ仕組みにして貯蓄できないようにしたらいいと思う。誰しも貯金は最低限しかできない、物々交換の補助としての価値しか持たせない「マネー」を稼ぎ、必要なぶんだけ消費する、過剰な収入は無意味。その日暮らしっちゃその日暮らしだけれど、案外まっとうな世の中になりそうな気がしなくもない。



こういう考えはたぶん懐古主義、保守派っていわれるのだろうね。まあなんでもいい。






「金は天下の回りもの」って無駄遣いするときに頭に浮かぶ、すごく好きな言葉なのだけれど、昔の人は真理に気づいていたのかしら。